2013年4月5日金曜日

阪神大震災

1995年1月17日、午前6時少し前、夜はまだ明けていないころ、突然ドーンと突き上げる
音、5、6、秒ごには、激しい横揺れ、私は、横揺れの時に起きたみたいです。

「なんだ~」と叫んだと言います。 かみさんは、咄嗟に私の方に寝返り、タンスの上から
落ちてきた、大きな台を避けるかたちになっていました。 身重の妻は、意識せず必死に
体を守ろうとしたのだと言います。 

阪神淡路大震災の発生です。 当時大阪府豊中市に住んでいた我々は、この大きな揺れに
遭遇。 次の瞬間、茶箪笥のお皿や食器が、外に飛び出します。

「ガッシャーン」、ガス台の醤油、ソース、塩のビンも床に叩きつけられます。

あたり一面、黒い液体でビトビト。

私は、左右50cmぐらいの感覚で、体が揺すれます。 この世の終わりが来た!!

と思いました。 「家が潰れる!!」、かみさんの体に覆いかぶさるように体を裏返していました。  何が何だか、無我夢中です。 1分ぐらい激しい揺れは続いたでしょうか?

揺れが収まってまづしたことは、テレビをONにして、何が起きたのか? 知ることでした。

第1報は、NHKでした。 

「只今、大阪、阪神地方にて、大規模な地震が発生したようです」 「繰り返します。 

先ほど
大阪、阪神地方にて、大規模な地震が発生しました」 「震度や震源地は現在確認中です」
と・・・・

お昼ごろ、少し落ち着きを取り戻してから、私は外の様子を見に行きました。

木造の家の瓦がほとんどの家で落ちています。 半分以上瓦がない家もありました。
私はどうしてこんなに瓦が落ちてしまうのか? 不思議なほど瓦はもろかったのです。 

恐ろしい地震でした。 駐車場では、車のタイヤあとが、左右50cmほど動いていました。

そごい揺れだったのですね!